プロフィール

 

こんにちは!受験を控えたお子さんとご主人のことを第一に考え、家庭を切り盛りしている、奥さんに「笑顔」になっていただくことを使命としている、外壁リフォーム専門の吉崎輝慶 (よしざき てるのぶ)です。

住建プランニング代表 吉崎輝慶

なぜ、わたしが、お子さんとご主人のことを第一に考える奥さんに「笑顔」になっていただくことを使命としているのか。
その"わけ"を聞いていただけますか?

「いろんなところに行けて楽しかった」

父は転勤族で、普段は家にいない。母は、転勤の度に新しい土地に慣れるまで苦労していました。

「なんとかなるのよ。いろんなところに行けて楽しかった(笑)」といっていつも笑っていた母。

そんな母は、持ち前の前向きさと気さくさで、慣れない土地で戸惑うわたしたち兄弟を励ましてくれたのです。

学生時代

「今日は、うちのお父さん休みだから、どこ行く?」
「てるのぶは、ハンバーグが好きだから、今日はハンバーグにしたからね」
小さいころの母の笑顔のひと言が、ありがたかったです。

 

「強くなりたい!」

元々、まっすぐで思い込みの激しい性格だったわたしは、大の勉強嫌いもあり、中学のときテレビで見たプロレスに強烈に憬れた。 情熱の向け先をやっと見つけた想いでした。

「強くなりたい!」

wrestling

プロレスラーの小さい体でも鍛えれば強くなれる姿を見て、中学のとき、父に話をしました。 「東京行って、レスラーになる!」

父は一瞬驚きながらも、一言。
「すぐにプロになるのは大変だから、レスリングをやったらいい」

父の話しには、妙に説得力がありました。当時、島根県に住んでいたので、レスリングで有名な隠岐島の高校に進学することにしました。

レスリング部の練習は、キツクて、練習が終わっても規律厳しい寮生活。窮屈で窮屈で息苦しく、辛い日々。「いつ逃げ出すか」を考えていたのです。

「なんとかして欲しい・・・」そんな悲痛な想いの毎日だった。

ある日、とうとう我慢できずに、同級生と島からフェリーで脱走。
ところが、制服のままの出で立ちで、乗員名簿に高校名と本名を書いてしまった。

フェリーが港に着いたとき、なぜか仕事着のままの父が鬼の形相で立っていました。
父は新聞紙で、あっちと車の方を指差し、車の中でも終始無言。一言、「明日、帰るぞ」

普段はどこまでもやさしい父のこんなにも厳しい顔を見たのは、初めてでした。
「大変なことをしてしまった…」という思いがこみ上げてきました。

同時に、こんなにも自分のことを真剣に思ってくれることをありがたく思い、無言のまま迎えてくれたことに"父の大きさ"を初めて感じたのです。

兄と一緒

 

「よう!おかえり!!」

翌日、フェリーで島に帰り、学校に戻りました。先生や先輩に、こっぴどく叱られるのではないかと思い、びくびくしていました。

ところが、先生は、「よう!おかえり!!」と笑顔で応えてくれたのです。先輩方もあたたかく迎えてくれて、先生や先輩の笑顔を見ると、ほっとしました。

「もどって、よかった・・・」

学校に戻って数日後、母から手紙が届きました。
脱走する前から、電話でいつも「つらい・・・」とこぼしていたので、そんなわたしを気遣ってくれたひと言が、勇気を与えてくれたのです。

「今どんなにつらくても、あとになってみると、? 笑って楽しくなることがあるから」

この母の励ましの手紙を読んで、腹が据わりました。

「まず、レスリングの県代表を勝ち取るぞ!」
このときから、どんなに練習がつらくても、前向きな気持ちになったのです。

船の上で

 

「おまえ、こんなこともわかんないのかっ!」

23歳のとき、レスリングの知り合いの常務のコネで、初めて会社に入りました。大手ゼネコンの下請建築会社です。社員のほとんどが、高い建築の知識を持ったエリートの集まりでした。

なんの建築の知識もないわたしは、図面のコピーというささいなことから、なにからなにまでわからないことだらけ。
しかも、物覚えが悪い・・・

常務のコネだけで入ったというヒガミもあり、仕事ができないたびに、毎日怒鳴られてばかり。

 なんとか早く一人前になろうと頑張る気持ちはあれど、空回り。出来が悪いために、陰湿なイジメの日々。

ある日、ついに、馬鹿にされ続けていたことに頭にきて、 「こんな会社やめてやるっ!」とタンカを切って、そのまま退職してしまったのです。

若い頃の営業マン

 

「もう、ダメでしょ・・・」

その後、何回かの転職を繰り返す中で、最初の会社で仕込まれた建築の仕事が、自分には合っていると思い、一般住宅の外壁リフォーム会社に転職。

訪問販売の飛び込み営業の世界。ピンポンを押し、インターフォン越しで断られるも、先輩や上司がみんなで励ましてくれました。

yosizaki-wakai

そのおかげで、人のありがたみが、身に沁みてわかりました。

また、人の痛みも、手に取るようにわかるようになったのです。
一方で、最初の会社で、一人前になる前に会社を飛び出した自分を恥じました。

「かっとならずに、もっとこらえられなかったか?
上司や先輩と、もっと話しができなかったか?」

そんな反省から、「まず一人前になろう!」と決意。それから、営業マンとして結果を出すために、がむしゃらになれたのです。

その時のわたしを育ててくれたのは、初めて訪問する奥さん方でした。最初、飛び込みでピンポンを押すと、「うちはけっこうです」と断られる。ところが、わたしは仕事が出来るという喜びから、奥さんの断りを素直に受け止められたのです。

「毎日、たくさんの訪問販売の営業マンに来られたら、イヤだろうな・・・」

そのうちに、奥さんの断りの声のトーンで、なんとなくそのときの奥さんの心の状態や生活の状況が見えるようになってきました。

夕方の17時頃訪問すると、奥さん方はせわしなく出てくる。「この時間、主婦は一番忙しいのよ」そう教えていただくと、「すいません、お忙しいところ。また、あらためます」と言って、すぐに帰る。

どこの馬の骨かわからない者が突然訪問するんだから、お話をさせていただけるだけで、感謝の気持ちでいっぱい。

そうやって訪問しては、「なにか困ったことはないですか?」とひと言だけ聞いて、すぐに帰る。そんなことを繰り返すうちに、ある奥さんから、ポロっと出たひと言が印象に残りました。

「うち、お金もないし、子どもにお金が掛かるから、リフォームは考えてないから」

よくよくお話を聴くと、新築のときには予算の関係で、やりたかったことを諦める。そのうちに年月とともに外壁が傷んで、何度かお金をかけて塗装を繰り返す。ところが、また塗ったところが傷む。

「この家は、何度も塗装しているのよ。結局これもボロボロだものね。

「もうダメでしょ・・・」

そのときの奥さんの表情は、悲しみでいっぱい。

新築のときにやりたかったことが出来ず、子どもの教育費にお金がかかり、家がボロボロになってもリフォームするお金がない。そんな奥さんを「なんとかしてあげたい!」と強く思うようになったのです。

 

「一度、主人に会ってくれるかしら」

住宅ローンをかかえ、子どもさんの教育費がかかり、リフォームしたくてもお金がないという方になんとかできないか、毎日考えている中で、偶然ある方策が見つかりました。

さまざまなところを駆けずり回り、今の生活環境を変えずにリフォームの資金を工面できるようになったのです。そのときのお客さんの感動で喜びの顔が忘れません。

ところが、会社からは、「そこまでお客さんに入り込む必要はない」と言われる。

にっちもさっちもいかずに困っているお客さんにもっと喜んでもらいたい!もっと要望に応えたい!という想いから、6年前にリフォーム専門の工務店として独立。

6年も会社を経営していると、いいときもあれば、悪いときもあります。そういう中であるご夫婦との出会いが忘れられません。

最初、そのご夫婦のご近所をリフォームして いました。
工事をするのでご挨拶に伺いました。
奥さんが出ていらして、「なにか困ったことがありましたら、お声かけくださいね」と、だけお話をして帰るということを何回か繰り返していました。

お客様と一緒に撮影

お客様と一緒に撮影

ある日、最初は「別に困ってませんから」とお話されていた奥さんが、「ちょっと2階を見てくれるかしら」と言っていただきました。2階に上がると、結露で困っているということでした。いろいろお話を聴いていると、奥さんから「一度、主人に会ってくれるかしら」と言われました。

後日、ご主人を交えてお会いすると、「この家を建てるときは、どういう風に子供部屋を作るとかなにも考えないで作ってしまった。だから、少しでも子供が広々と生活できるような環境に変えてあげたいんです」
と、本音を語ってくれました。

結果、結露の工事だけではなく、子供部屋含めた全体のリフォームをすることになりました。

リフォーム終了後、ご自宅にお邪魔すると、 「家の中でも、子供たちとキャッチボールをしているんですよ。その広いスペースを見て、子供たちが『むかし、ここで寝たんだよね』とか、その頃の思い出話をするのが楽しいですね(笑)」
とご主人が話してくれました。その横で、ほっとひと安心した表情の奥さん。

そういうご夫婦の笑顔の表情を見るときが、わたしの最高のよろこびです。

お子さんのことを想い、ご主人のことを立てる奥さん。そういう奥さんに、 「この人だったら、うちのダンナに会わせてもいいかな」と信用していただけること。

家のことは奥さんにまかせているけれども、いつも大きな目でご家族を見ているご主人。そういうご主人に、「こういう人の話だったら、一度聴いてもいいかな」と信用していただけること。

それが、わたしの最初の願いです。

そして、
子育てと住宅の間で困っている、奥さんに、笑顔になっていただくことが、わたしの使命です。

奥さんの笑顔が、お子さんやご主人の笑顔につながることを、わたしは知っているからです。

 代表取締役 吉崎輝慶

 

 

 

施工した外壁の前でお客さまと笑顔のポーズ!

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